LV-125d ホンダ S600 クーペ(水色)
DOHC+4キャブレターエンジンを載せ、世界でも類のない小排気量・高回転でのハイパワーを実現させたホンダSシリーズ。 四輪車を作り始めたばかりでF-1に参戦したホンダに対する注目度は世界的に非常に高く、Sシリーズも『時計のように精密』と驚きをもって迎えられました。 オープンボディでスタートしたホンダSシリーズですが、606cc/57馬力のS600クーペが''65年に追加。 同年発表、翌'66年発売で791cc/70馬力のS800クーペに進化します。 クーペボディは主にヨーロッパ市場で好評でした。 S600とS800の違いはフロントグリル、テールランプのほかボンネット形状にも及びます。 TLVでは2012年にS600、S800ともにクーペボディを製品化しており、今回はその新色を追加いたします。 S600は水色(実車の色味に近づけるため、写真の試作品とは若干色調が変わります)、S800は往年のヨーロッパ製ミニカーにも塗られた黄色としました。 小柄ながら'60年代の文化・風俗まで大きな影響を及ぼし、単なるクルマの域を超えたホンダスポーツを、是非お手もとにおいてください。(文責:トミーテック)