LV-182a スバル360 コンバーチブル 60年式 (幌閉じ)
●通常箱で初のコンバーチブルを製品化 ●幌の開閉状態、年式の違いを見比べる楽しみ ●小さくともエンジン、内装の細部まで再現 全長3メートル、全幅1.3メートル、エンジン排気量360cc以内と極めてコンパクトだった初期の軽自動車。このサイズの自動車を作るのは不可能ともいわれた中、初めて現れた本格的な軽乗用車が1958年誕生のスバル360です。空冷2気筒のエンジン、屋根を樹脂製とするなど軽量化を徹底した車体、独創的なトーションバー式サスペンションなど当時の人々を驚ろかせ、1970年までの長寿を誇りました。とくに初期型は、独特なヘッドライト形状から『デメキン』と呼ばれ親しまれています。屋根を幌にしたコンバーチブルは59年から登場し、セダンより高級車として少量生産されました。 LV182 aは幌閉じ、LV182bは幌開きでルーフの開閉状態をそれぞれに再現しました。どちらも細部まで作られた内装をよくご覧になってみてください。前回同様にエンジンフードを開閉式とし、エンジンやエアクリーナーが顔を覗かせます。今回は60年式、61年式と年式も違いますので、フロントの「SUBARU」文字の有無、リアのリフレクターの有無、マフラー出口の位置、リアバンパー中央部の色など違いが楽しめます。皆様も是非TLVをお手に取って、かわいらしくも奥深いスバル360の世界へ出掛けましょう。(文責:トミーテック)