LV-N188a バイオレット 1600SSS (茶)
●ブルーバード誕生60周年 ●セミトレの足=シャーシを新規製作 ●彩色の細かさにも注目 2019年は、TLV誕生15周年とともにダットサン・ブルーバード誕生60周年でもあります。 名車の呼び声高い3代目510型ブルーバードは1972年の生産終了後、新しい車名『バイオレット』710型に受け継がれます。1973年1月に登場したバイオレットは、510型譲りのメカニズムを'70年代日産車らしい曲線的なボディラインで包んだクルマとして現れました。 ダットサン140Jおよび160Jの名で世界各国に輸出され、足回りの高級さと何よりも頑丈さで、先祖同様、ラリー競技でも活躍を見せました。 TLV-NEOでは、2008年に1400デラックスを製品化、TLVらしい車種選択と称賛をいただきましたが、しばらくぶりに新バリエーションを追加します。今回はブルーバードから名前を受け継いだスポーツグレード『SSS(スリーエス)』を再現。高速志向のSSSはリアサスペンションが日産伝統の高級メカニズム・セミトレーリングアーム式となります。今回はシャーシを新規製作し、SSS用サスペンションを彫刻しました。 ボディラインはもちろん、裏返しても見ていただきたい一台です。(文責:トミーテック)